肩こり・首こり とリハビリテーション

今回は肩こり・首こりになってしまったときの対処法について書いていきます。

肩こり・首こりに困っている方は本当に多いと思います。

私自身も、現在肩こりの不快感と戦いながらこの記事を書いております。

偉そうに記事を書いておいてカッコ悪い私ですが、今回は肩こり・首こりについて解説していきたいと思います!

スポンサーリンク

肩こり・首こりとは?

肩こり・首こりは、首や肩、背中にかけて痛みや凝り固まった症状を訴えることをさします。

多くの場合は、首から〜肩にかけて存在している筋肉(図1)が凝り固まってしまったことが原因で生じます。

 

肩こり 僧帽筋 肩甲挙筋 小菱形筋 大菱形筋
図1:肩こりになりやすい筋肉のイメージ図。僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋といった筋肉の部分に症状が出やすいです。

 

症状が酷くなると、頭痛やめまい、しびれなどの神経症状が出ることもありますので注意が必要です。

あきと

その反対に、肩こりのような症状でも、その原因が首の神経であったり、頚椎の問題だったりすることもあるので注意が必要です。

 

肩こり・首こりが起こりやすい原因

姿勢が悪い」ことや「ずっと同じ姿勢で過ごしている」ことが肩こりの原因になることが多いです。

頭の左右の傾きや前後の傾きによって、支えている筋肉に負担が集中してしまいます(図2)。

 

肩こり 頚部 側弯 ストレートネック 円背 猫背
図2:姿勢の悪さや傾きが肩こりの原因となるイメージ図。頭が傾くと、頭を支えるために反対側の筋肉に負担が集中してしまいます。

 

 

あきと

頭はとても重たいですので、姿勢が悪い(背骨の上に乗っていない)と筋肉や骨のとても負担がかかります

 

あおい

姿勢が悪いと良いことないですね。

肩こり・首こりのよくある症状

・首筋、肩、背中が凝り固まっている(痛い)

頭痛やめまい、しびれなどの症状が出ることもありますが、これらの症状は肩こり以外の原因でも生じますので注意が必要です。

病院で行う検査

肩こりの診断を確定させる画像診断はありません。

基本的には診察で診断可能ですが、レントゲン、MRIやCTで頚椎や神経の疾患を除外することでより確実な診断となります。

問診(痛みがでる状況の確認など)、触診(筋肉の圧痛のチェック)、スペシャルテスト(首や肩の動きの確認など)を行います。

 

肩こり・首こりのリハビリテーション

簡単なストレッチやエクササイズを行います!

 

リハビリを進めるためのチェックポイント!
✅ 痛み・コリが悪化していないこと!
「リハビリ中」「リハビリ後」「翌日朝」の悪化がなければOKです!
✅ 首周囲の筋肉が柔らかい
✅ 姿勢が良く、肩甲骨・体幹が安定している
姿勢の矯正
・首や胸の筋肉ストレッチ&ほぐし
・胸椎・胸郭のエクササイズ
・腹筋、背筋、肩甲骨周囲筋のトレーニング

あきと
凝っている筋肉だけストレッチしていると、姿勢がさらに崩れてしまう可能性があります(図3)。
左右両方とも硬さの左右差をなくすイメージで行いましょう。
肩こり ストレッチ 落とし穴
図3:肩こりのストレッチの落とし穴。凝っている右の筋肉だけをストレッチすると首の左への傾きが悪化する可能性があります。
適度な運動や休憩を
・ウォーキングやヨガ、ストレッチなど適度な運動を行い血行を改善しましょう。
・ずっと同じ姿勢をしているときは適度に休憩を入れてストレッチしましょう。

あきと
血行を良くしてあげましょう!

まとめ

今回は肩こり・首こりについてまとめました。

困っている方はストレッチを実践してみてください!

 

あきと
【お知らせ】
「もっとこれが知りたい!」「こんな記事を書いて欲しい!」「ケガのことを相談したい!」
などご要望をお受けしています!
〈お問い合わせ〉からお気軽にご連絡ください!

 

スポンサーリンク
おすすめの記事