股関節の痛みは慢性化しやすく、スポーツ選手にとっては悩みの種となります。
股関節は周りに大きな筋肉が多いため、筋肉の硬さによって股関節の動きが悪くなりやすいです。
また、背骨や骨盤のズレが股関節に悪影響を与えることが多々あります。
そのため、ズレや硬さを放置すると股関節の痛みは慢性化してしまいます。
今回はそんな股関節の痛みと原因を整理していきたいと思います!
疾患一覧(あいうえお順)
- 下前腸骨棘剥離骨折
- グロインペイン症候群
- 股関節インピンジメント症候群
- 股関節唇損傷
- 坐骨神経痛
- 弾発股
- 腸腰筋肉ばなれ
- 内転筋肉ばなれ
- 閉鎖筋肉ばなれ
- 変形性股関節症
- 梨状筋症候群
- FAI(femoroacetabular impingement)
急性外傷
−急激に痛くなった方
明らかにこの瞬間に痛くなったという瞬間があった場合の股関節痛を整理していきます。
- 1. 下前腸骨棘剥離骨折
成長期の選手に起こる、骨盤の剥離骨折。急激な股関節の痛み、歩行時の痛み - 2. 腸腰筋肉ばなれ
サッカー選手のキック動作などでおこる肉ばなれ。キック、ダッシュでの痛み - 3. 閉鎖筋肉ばなれ
サッカー選手のキック動作などでおこる肉ばなれ。キックで痛み。腸腰筋肉ばなれと似ている症状 - 4. 内転筋肉ばなれ
サッカー選手のキック動作などでおこる肉ばなれ。キック、ダッシュでの痛み。
あきと
成長期の選手の急性的な股関節の痛みは、骨盤の剥離骨折の可能性があります。
早めに病院を受診しましょう。
早めに病院を受診しましょう。
慢性障害
−徐々に痛くなった方
- 1. グロインペイン症候群
鼡径部痛症候群と呼ばれ、股関節周囲の痛みの総称。慢性化しやすい - 2. 股関節インピンジメント症候群
股関節が「つまる」症状の総称。 - 3. 股関節唇損傷
骨盤の寛骨臼にある関節唇の損傷。股関節の奥の痛み。手術適応になる場合もある。 - 4. 変形性股関節症
40代以降で生じる股関節の加齢変化。股関節を動かすときの痛み、可動域の減少 - 5. FAI(femoroacetabular impingement)
大腿骨や寛骨臼の骨形態異常。Cam型やPincer型、Mixed型に分類される。股関節が「つまる」痛み - 6. 弾発股
股関節の弾発現象を表す。腸脛靭帯(大腿筋膜張筋)が大転子に引っかかることや、腸腰筋が腸恥隆起に引っかかることが多い。 - 7. 坐骨神経痛
坐骨神経の痛み。座っている時にお尻〜太もも裏に痛みを感じやすい - 8. 梨状筋症候群
お尻の坐骨神経の痛み。梨状筋が硬くなることで坐骨神経症状が発生する
あきと
股関節が「つまる」という症状を訴える方はとても多いです。
その原因は様々ですので、原因組織を特定するのが重要ですね!
その原因は様々ですので、原因組織を特定するのが重要ですね!
まとめ
今回は股関節の痛みと原因についてリストアップしてみました!
今後はそれぞれの疾患について説明していきたいと思います!
あきと
【お知らせ】
「もっとこれが知りたい!」「こんな記事を書いて欲しい!」「ケガのことを相談したい!」
などご要望をお受けしています!
〈お問い合わせ〉からお気軽にご連絡ください!
「もっとこれが知りたい!」「こんな記事を書いて欲しい!」「ケガのことを相談したい!」
などご要望をお受けしています!
〈お問い合わせ〉からお気軽にご連絡ください!